
先に見た友だちが、「食いしん坊にはたまらないわよ」と言ったので、わくわくしながら。
芸達者な俳優三人(小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん)がとってもいい味を出しています。はらはらどきどき緊迫!というシーンはなくても、観た後に充実感が残る映画だと思いました。
映画をご覧になった方、映画の後でとりつかれた食べものがありますか?
私は「おにぎり」と「シナモンロール」。おにぎりは、しょっちゅう作っています。シナモンロールは、映画と同じものではありませんが、Starbucksで。
食いしん坊にはたまらない映画と言えば、私には「バベットの晩餐会」が思い浮かびます。因習にとらわれたかたくなな人たちの心を、料理人バベットがほぐしていくものでした。料理はどれも凝ったもので、「おおっ!」と思わせるものだったと記憶しています。
それに対して、この「かもめ食堂」に出てくるのは、日本人にはなじみ深いものばかり。おにぎり、とんかつ、肉じゃが。ことにおにぎりは、主人公のサチエさん(小林聡美さん)が「日本人のソウル・フード」と繰り返し説明しています。外国の人にはどう映るんだろう?と思いながら観ていました。

そうそう、映画以来、コーヒーを淹れるときは、フィルターに盛った豆に指で穴を空けながら言っています。「コピ・ルアック」
かもめ食堂公式サイト
かもめ食堂公式ブログ
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