March 14, 2007

Der Himmel ueber Berlin
ベルリン・天使の詩


写真は桜坂劇場のサイトから切り取りました。

いつタイトルを知ったのか覚えていないけれど、ずっと観たいと思っていた映画が沖縄に来ました。
忙しいのに無理矢理スケジュールを調整して出かけました(みなさんご協力ありがとう)。それくらい観たかった映画。どうしてなのかわからないけれど。
「ベルリン・天使の詩 原題は Der Himmel Ueber Berlin」と言います。1987年、西ドイツの作品。
観てよかったです。上質の映画でした。

人間に恋した天使ダミエルの物語。
最近の映画のように、オープニング間もなく事件がおこるわけではなく、詩のような独白と西ベルリンの風景が淡々と画面を流れます。
アメリカの俳優ピーター・フォークが、本人の役で出演しているのが大きなアクセント&意味を持っています。(わかったときにはびっくりしたー)

頑張って出かけたものの、体調が下り坂で薬を飲んだからか、前半はベルリンの街の光景とともに流れる詩(天使や人間の独白)が子守歌。うとうとしながら観ていました。
天使の世界がモノクロ、私たちがいる世界がカラーの推移は静かでしたがドラマチックなものです。

映画に詳しくないからか、たいていの映画をそのまま納得して受け入れることができるのですが、ひとつだけ不満が。「最後のしゃべりは、あそこまで長くなくてもよかったかな。」

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